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学級閉鎖で給食パン余った 一般販売したら「懐かしい」と行列 福岡

インフルエンザの感染拡大による学級閉鎖が急増する中、福岡市立の小中学校や特別支援学校に給食の食材を供給している
福岡市学校給食公社(福岡市)が余ったパンを一般向けに販売している。フードロスの削減が狙い。
懐かしの給食パンが4個100円と手ごろな価格で買えることから、販売日には長い列ができる好評ぶりだ。
 福岡市では例年より早くインフルエンザが拡大し、学級閉鎖のあった小中学校などの施設数は今季の累計で延べ234施設(12月3日現在)と1週間で約70施設増加。前年同日比では約7倍の高い水準になっている。
 市学校給食公社によると、学級閉鎖などで給食食材に急な余剰が出た場合、肉や野菜なら後日に回せるが、
パンは消費期限が当日のため従来は譲渡先が見つからない場合は廃棄していた。
しかし2021年9月に台風による一斉休校があった際、一般向けにパンを販売したところ、
好評だったためその後も続けることにした。
 12月4日はぶどうパンやミルク丸パンを4個100円で販売。市役所地下の販売場所には長い列ができ、
約100セットがすぐに完売した。SNS(交流サイト)を見て訪れた福岡市博多区の会社員の男性(28)は
「食べ物の廃棄を減らすのはいい取り組み。給食のパンは中学卒業以来で懐かしい」と話した。
 販売は不定期で、X(ツイッター)で当日告知している。収益は給食の食材費に充てられる。
公社の担当者は「市外から『参考にしたい』という問い合わせもある。全国に広がればうれしい」と話す。
少しでも食べ物に苦労する方が減るのが良いですね。このような政策を政権にも期待します

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