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尖閣周辺の中国海警船航行、過去最多の年間356日に 11管本部長「予断許さぬ」

第11管区海上保安本部(那覇)は30日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で中国海警船の航行が年間で計356日と
なり、平成24年の尖閣国有化以降の最多を更新したと発表した。
11管によると、30日までに確認された中国海警船による領海侵入は計27件で、
このうち、領海内で操業する日本漁船に近づこうとした事案は8件だった。
中国海警局は2013年、海保と同じ法執行機関として設立されたが、18年に中央軍事委員会の指導を受ける武装警察部隊に組み入れられ、
事実上の「第2海軍」化が進む。
近年は海警船の大型化が進み、「056型コルベット」(江島型近海用護衛艦)など中国海軍の軍艦を改修した転用船も増加。
大型の76ミリ砲を搭載した船も確認されている。海警船の大型化によって天候に左右されず航行が可能になり、
尖閣周辺にほぼ常駐できるようになったとされる。領海への連続侵入時間も増加の一途をたどっている。
中国側は海警船を尖閣周辺に常駐させることで、管轄権の既成事実化を企図しているとみられる。
11管の坂本誠志郎本部長は30日、「尖閣諸島をめぐる情勢は厳しさを増しており、依然として予断を許さない状況が続いている。
引き続き、高い緊張感を持って監視・警戒を行い領海警備に万全を期すとともに、
関係機関とも緊密に連携しながら冷静かつ毅然(きぜん)とした対応を継続していく」とコメントした。
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