2歳娘死亡で逮捕の両親「虐待が疑われることを恐れ病院に連れて行かなかった」 和歌山市
和歌山市で2歳の娘に暴行を加えて治療などを受けさせずに死亡させたとして両親が逮捕された事件で、
両親が「虐待が疑われることを恐れ病院に連れて行かなかった」と話していることが、警察への取材で分かりました。
平晴流容疑者（26）と妻の菜々美容疑者（26）は、去年秋ごろから今年7月にかけて、
当時住んでいた自宅で2歳の長女・流菜ちゃんに日常的に暴行を加え、治療を受けさせずに死亡させた疑いで26日逮捕され、
27日に送検されました。
調べに対し2人は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、流菜ちゃんは今年7月に死亡し、死因は全身打撲による外傷性ショックでした。
死亡した時の体重はおよそ6キロと標準的な2歳児の半分程度だったということです。
今年5月に流菜ちゃんに会ったという親族の男性は。
親族
「見た目はなんとも思わんかったで。ぱっと見てどないしたんって分かるやん」
捜査関係者によりますと、2人は「虐待が疑われるかもしれないので病院に連れて行かなかった」と話しているということで、
警察は虐待の動機やいきさつを詳しく調べています。
ここに至るまでには何か対策がとれていたかもしれませんし、
少しでも早く対応していれば幼い命がなくならない可能性があったのかもしれません
少しでもお悩みの方は「もみじ１１０番」へ一度ご相談を