大阪の学校 天井落下相次ぐ
大阪市内の学校で、校舎の天井の一部が落下する事案が相次いでいる。大阪府と市の教育委員会は、校舎の老朽化に加え、連日の雨による雨漏りが原因とみる。落下前には「予兆」が見られることも多いといい、市教委は学校に注意を呼びかけている。
■5キロのコンクリ片落下 生徒に切り傷
同日夕、市立平野中学校(同市平野区)では、プール更衣室の天井のコンクリート片(約5キロ)が落下した。
水泳部の活動前に着替えをしていた2年生の男子生徒1人が頭に切り傷を負い、病院で処置を受けた。天井内の鉄筋が
さびていたことから、市教委の担当者は「老朽化した壁のひびから雨水が入り、鉄筋が膨張してコンクリが
はがれ落ちたのではないか」と話す。同時期に建てられた更衣室が、市内約50の小中高校にあるといい、
緊急点検を行う方針だ。
市教委の担当者は「変化がないかを日常的に点検する必要がある。少しでも異常が見つかれば、
助言するので連絡してほしい」と話す。
連絡を要望するよりも教師や教育委員会は見回り調査が先だと思います。
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