大津女児暴行死 少年逮捕1週間 母親「何も考えられない」
小学1年の妹=当時(6)=に暴行を加えて死亡させたとして大津市の無職少年(17)が傷害致死容疑で滋賀県警に
逮捕された事件で、兄妹の母親は11日、産経新聞の取材に「生きていれば(今週は)娘の誕生日だった。
仲のいい兄妹だったと思っていたのに。今は何も考えられない」と現在の心境を語った。少年の逮捕から同日で1週間、
県警は動機の解明を急いでいる。
少年と妹、母親は4月から大津市内で同居を開始。近くの住民は兄妹が2人で仲良く遊ぶ姿を見かけることもあった。
6月ごろに少年と妹が遊んでいるところを見たという近所の女性は「女の子はよく笑っていて、はしゃいでいた」と
驚いた様子。女性によると、家庭内でのトラブルを感じさせる様子はなかったというが、「親子3人でいる姿はあまり
見かけたことがなかった」という。
関係者によると、母親は留守がちで、少年と妹は1日を食事代千円で過ごすことも。少年は「7月22日から暴行する
ようになった」などと供述、大津市内の小学校で終業式を迎えた同月20日から夏休みに入って妹の世話をする時間が
増えたことが暴行につながった可能性もある。県警は少年が犯行に至る経緯や動機についても慎重に調べている。
お子さんのメッセージをしっかりと受け取ればもしかして救われたかもしれないですね。